水産学演習第10回を実施(12月13日)(CREEN人材育成カリキュラム)

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12月13日に水産学演習第10回を北海道大学函館キャンパス・水産科学未来人材育成館1階ホールで実施しました。地域水産業共創センターの福田教授の趣旨説明のあと、第8回に引き続いて演習前半は4グループに分かれてグループワークが行われました。

演習後半には、函館市から企画部長の阿部慶太氏、企画課長の藪下真理氏、農林水産部長の鹿磯純志氏、農林水産課長の佐藤貴洋氏、および戸井漁協の専務理事の越田司洋氏にスペシャルゲストとしてご出席いただき、受講生4グループによるプレゼンを実施しました。テーマは「コンブ養殖の人材不足解消に対する改善策」、「函館を第2のラピダスに~養殖都市といえば函館市~」、「理想的な昆布養殖を函館に宿す」、「函館サーモン館の設立提案」の4テーマで、演習で得た知識、現場体験を通して見出した課題等を反映したプレゼンを行い、質疑応答とディスカッションが続きました。スペシャルゲストからは、持ち帰って検討したい、良いアイデアはある、具体化させるためのPRをどうするか、などのコメントや質問、グループが設定した最終目的に沿った論理的な提案になっているか、説得力を持たせるための事例や数字の大切さ、コストと成果の展望の必要性、公共の仕事の理解などの指摘も寄せられ、受講生への大きな期待が述べられました。各グループ提案のブラッシュアップはもちろん、受講生の今後の活動にも即反映できる重要な学びの場となりました。

演習終了後には、戸井漁協の越田専務の求めにより、コンブ養殖における学生アルバイトの具体的条件について受講生とのディスカッションが行われ、地域の現場課題に対して学生が共に考え、協働する機会になりました。

全10回の水産学演習を受け終えた受講生のみなさんには、水産学演習を通して得た知識とスキル、培った課題発見力、構想力と協働力を活かして、地域や社会の将来を担う活動と活躍を期待します。

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