
水産学演習第7回を実施(10月4日)(CREEN人材育成カリキュラム)
10月4日に水産学演習第7回を戸井漁業協同組合および南かやべ漁業協同組合の協力で実施しました。
はじめに、戸井漁業協同組合小安支所種苗センターを訪問して、センター長の大住圭太氏、小安支所長の東敬夫氏の解説でコンブ種苗生産の様子を見学しました。見学ののち、種苗糸を30㎝間隔でロープに挟み込む模擬作業を実施しました。その後、小安支所に会場を移し、副組合長・理事 吉田徹朗氏、理事 島本満章氏、東支所長との質疑応答・ディスカッション「コンブ漁業の現状・将来像」が行われました。
続いて、 昼食を挟み、南かやべ漁業協同組合加工センターに会場を移し、「コンブの加工工場視察の現状と課題」を開催しました。湿度管理された原料保管庫や加工機器の見学、マコンブや焙煎コンブの試食後、同センター主任 村井泰士氏によるレクチャーが行われました。加工センターの役割と歴史から衛生管理についての詳しい説明があり、レクチャー後は受講生との活発な質疑応答が行われました。その後、直販所に移動し、加工センターの様々な商品を見学して10月4日の実施回は終了となりました。
なお、10月4日の実施回には、長崎大学水産学部から学生2名、教員1名が参加しました。これは、共創の場加速・充実化「養殖を柱とした地域活性化のための人材育成事業」(長崎大学 / 琉球大学 / 北海道大学)に基づいて、CREEN人材育成カリキュラムへの参加を大学間の教育交流プログラムとして実施したもので、昨年度に続いて2年目になります。

種苗センター見学の様子

種苗糸をロープに挟む模擬作業

漁協関係者の講師とのディスカッション

原料保管庫(南かやべ漁協加工センター)の見学

南かやべ漁協加工センターでのレクチャー

共創の場事業による長崎大学からのスポット参加の受講生と教員
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コース: R7年度CREEN人材育成プログラム スポット参加について | LASBOS Moodle
共創の場加速・充実化「養殖を柱とした地域活性化のための人材育成事業」
https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/view.php?id=2097(ポータルページ)
https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/view.php?id=2257(R7年度スポット参加)
https://repun-app.fish.hokudai.ac.jp/course/view.php?id=2256 (R7年度スポット参加者レポート)
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