地域と連携した教育(海洋STEAM教育)~桔梗中学校の生徒が大学訪問・大学院生による出前授業を実施(12月4日)

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北海道大学地域水産業共創センターでは、函館市、函館市内小・中学校と協働して、大学院生による小・中学生への出前授業企画を実施しています。

12月4日、函館市立桔梗中学校の水産学部(函館キャンパス)訪問を実施しました。当日は第2学年の生徒、引率教員の約30名にお越しいただき、本学大学院水産科学院修士課程の鷹山さん、白山さん、織茂さんの3名(アルギン酸チーム)が出前授業を行いました。

本授業の最初は水産科学未来人材育成館のホールに集まっていただき、スクリーン上に映し出されたスライドショーを活用しながら、ブルーカーボンについて授業を行いました。難しくなりがちな研究内容の説明も、要点をまとめながら、途中にクイズを挟むなど生徒の関心を集められるよう工夫をしています。
その後は3つのグループに分かれて、ネバネバ実験・博物館見学・学内案内(大木・野村研究室や実験室見学)を行いました。各所への移動中も学内の掲示物、研究発表ポスターなどを興味深く見ていたり、たくさんの質問が飛び交うことも多く、はつらつとした生徒の姿が印象的でした。
最後は、全員で集まっての質疑応答の時間を設けました。大学進学に向けての質問も多々あり、将来の大学選択を本格的に検討している様子が感じられました。
今回の体験をきっかけに、今まで水産学部を知っていた人も、そうでなかった人も、こんな学部があるんだと興味を持ってくれていれば嬉しいです。進学先のひとつとして考えてくれる生徒が誕生し、数年後には入学している・・・そんな未来の可能性にわくわくしています。

掲載の画像はプライバシー保護のため一部加工を施しております。ご了承ください。

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