賞味期限等が迫った災害備蓄食料を有効活用
函館キャンパスでは,防災対応の一つとして災害備蓄食料等を保管していますが,令和3年3月末で飲料水の賞味期限が到来することから,学内で有効活用することとし,熱中症予防対策の一環として学生に配付,実験・研究用として使用を希望する研究室に必要数を配付,キャンパス一斉清掃時に食糧備蓄の必要性を啓発するために参加者に配付するなどしました。また,一部は,「食品ロス」削減の観点から,函館市において様々な理由から廃棄対象となる食品を集めて,必要とする施設,団体及び家庭へ配布を行う活動をしている「フードバンク道南協議会」へ提供しました。(「北大時報・令和2年10月号」にて詳報)
今回,同協議会より配付先等に関するお知らせをいただき,本研究院が提供した保存水1,560本は,NPO法人函館せいかつコミュニティ,児童養護施設函館国の子寮,児童養護施設函館厚生院くるみ学園,NPO法人ウィメンズネット函館,NPO法人青少年の自立を支える道南の会(ふくろうの家),湯川カトリック教会(道南の技能実習生支援)及び下記の北海道新聞にて報道されたひとり親世帯に向けて配付したとのことです。
本研究院では,食品ロスの削減の推進に資するため,今後もフードバンク活動の支援を行っていく予定です。