本研究院では,6月12日(水)に,北海道大学名誉教授(水産学博士)である髙橋豊美氏より作品「練習船おしょろ丸Ⅴ世(P20号)」の寄贈を受けました。
髙橋先生は,平成21年3月に本学を定年退職されましたが,その後,絵画を始められて,花,函館港の風景,お孫さんなどの水彩画を描かれておられ,これまで2回の個展を函館市内の画廊において開催されています。
作品は精緻なタッチで描かれた水彩画で,学生時代から長きにわたって関わってこられた水産学部附属練習船に思いを致して,おしょろ丸髙木船長より,アラスカ・ダッチハーバー港外を航走する「おしょろ丸Ⅴ世」の写真(宇野三等機関士(当時)撮影)の提供を受けて,初めての20号サイズの作品制作にあたったとのことであり,第2回個展にて展示されたものであります。
これまで,本研究院には忍路丸Ⅰ世からおしょろ丸Ⅳ世を描いた作品展示はありますが,Ⅴ世を描いた作品を展示するのは初めてであり,学生・教職員のみならず,多くの来訪者の方にも鑑賞していただけるよう,正面玄関ホール横のスペースに展示しています。