2025年5月12日、タイ王国水産局（Department of Fisheries, Thailand）のバンチャ局長をはじめとする高位幹部6名が北海道大学函館キャンパスを訪問し、水産科学研究院の都木院長を表敬訪問しました。

北海道大学水産科学研究院とタイ王国水産局は、2016年に連携協定を締結して以来、技術協力やタイからの留学生の受け入れを通じて、緊密な交流を続けています。

一行は、同研究院教授であり、タイ王国水産政策審議会資源評価部会のアドバイザーも務める松石隆教授の案内のもと、5月15日まで函館市内外の水産関連施設を視察します。視察先には、函館市水産物地方卸売市場、函館市国際水産・海洋総合研究センター、渡島総合振興局漁業管理課、南かやべ漁業協同組合、そして定置網漁業を行う久二野村水産株式会社が含まれています。

バンチャ局長は、「今回の視察で得た知見を、今後のタイ王国における持続可能な漁業管理政策に活かしたい」と述べ、日タイ間の協力深化への期待を表明しました。

表敬訪問での記念撮影