Fish of Month(FoM)に深海のコンテンツが公開されました。
Fish of the Monthの最後のコンテンツには深海に関わるトピックスを選びました。訪ねたくても簡単には到達できない領域であるからこそ、多くの人々の興味を惹きつけてきています。この「深海」を様々なアプローチで研究対象としている北海道大学水産科学研究院の研究者に、その魅力と成果の一端を紹介してもらうこととしました。
かつて、潜水探査機「くろしお」を保有し海洋フロンティアを切り拓いてきた血脈は、研究のアプローチを変えながら、現在の水産科学研究院に確かに引き継がれています。物理学・化学・生物学を基盤とした様々な切り口で、深海に関わる新知見が次々に得られています。この「深海」コンテンツが「終わりの始まり」となり、海とそこに集う生物に関する研究を牽引する新たな世代の覚醒を願っています。
2024年10月から、図書館と博物館を融合させた複合施設の運用が始まります。そこには、FoMで紹介してきた魚類標本や「くろしお」の情報など、豊富な学術資料が所蔵・収蔵されています。百聞は一見に如かず。皆様のご来館をお待ちしております。