6月10日(土)、11日(日)に函館キャンパス大講義室において、放送を活用した大学教育や生涯学習で知られる「放送大学」の面接授業(対面授業)が行われました。
道内で放送大学の拠点がある札幌市や旭川市以外での面接授業の開催は非常に珍しく、当初、2020年度の実施予定でしていましたが、新型コロナウィルス感染拡大の影響で中止が続き、満を持しての開催となりました。
授業案内
授業は、水産科学研究院海洋共生学分野の生物系ユニットの3名の教員(工藤秀明教授、バウア・ジョン・リチャード准教授、秋田晋吾助教)により「海の生き物と人の暮らし」というタイトルで、サケ・マス類、イカ・タコ類、ワカメ・コンブ類に関する8コマを実施しました。
工藤教授による授業テーマ「サケ・マスの仲間たち」
バウア准教授による授業テーマ「イカ・タコの不思議」
秋田助教による授業テーマ「コンブの不思議」
放送大学の特色である幅広い年齢層で札幌近郊や道南を中心に、一部は本州からの計50名弱の受講生の方が参加されました。
座学だけではなく、LASBOSカードの配布やサケの歌、イカの解剖実演、藻類胞子の顕微鏡観察等も盛り込まれた函館キャンパスならではの「海の生き物」の授業が展開され、多くの受講者は満足された様子でキャンパスを後にされていました。