附属練習船うしお丸Ⅱ世の最終出港式を、函館港(函館市国際水産・海洋総合研究センター前)にて本日10月7日(金)に行いました。
出港式では、都木靖彰水産学部長から、延べ30年にわたり任務を全うするうしお丸Ⅱ世、そしてうしお丸Ⅱ世に関わった乗組員への深い感謝が述べられ、花束が贈呈されました。
贈呈された花束を手にする坂岡船長(左)と都木水産学部長(右)
また坂岡船長からは、教員・学生・事務職員、何度も修繕にあたってくださった業者さんや、家族への感謝のほか、自身のうしお丸初出航時の思い出を述べられた後、「最後の航海も安全に出航します。行ってきます」という力強い言葉で挨拶を締められました。
坂岡船長によるご挨拶
乗組員らによる集合写真
水溶性で海を汚さない環境に配慮した紙テープでお見送りの準備
うしお丸Ⅱ世とお見送りにきた方々を繋ぎます
うしお丸Ⅱ世が小さく見えなくなるまで名残惜しそうに見送る様子
秋風の吹く少し肌寒い日となりましたが、教職員、学生、OB、OG、地域の方など約70名が集まり、うしお丸Ⅱ世の最後の姿を温かく見送りました。
新船は10月下旬に函館へ到着予定です。