海洋生物資源科学部門海洋資源科学科の米山 和良准教授が、Academic Fantasista 2022に参加します。
■講義タイトル「養殖魚の身体計測:水中で行うカメラ計測」。
■米山准教授からのコメント
「水産業には、海上生簀のなかで魚を育て出荷する養殖業があります。出荷のタイミングや成長を左右する餌やりを計画的に行うためには、魚の成長、つまりは体の大きさを常に把握できることが大事です。生産者はどのように育てている魚の大きさを理解しているのでしょうか。それは、魚を生簀から捕獲して計測したり、目視と経験則から予測したりしています。しかし、熟練者でも大きさを当てることは困難を極めます。本授業では、カメラを使った魚体長の計測方法や魚の観察方法を紹介します。あわせて、近年の養殖業に導入されている革新的な技術を使った事例を紹介する予定です。」
8月22日(月)北海道新聞朝刊21面に掲載されたキックオフ広告。後列左から2段目が米山准教授。
※Academic Fantasistaとは北海道大学の研究者が知の最前線を出張講義や現場体験を通して高校生たちに伝える事業です。
内閣府が推進する「国民との科学・技術対話」事業の一環として、北海道新聞社の協力のもと、2012年から継続的に実施しています。
※本事業は、北海道大学と北海道新聞社が連携して実施しています。
出張講義のお申し込みは、高校単位となります。詳細は下記へお問い合わせください。
北海道新聞社営業局 営業本部 TEL:011-210-6167(担当:上原・加藤)
■参考リンク:北海道大学リサーチタイムズ
【Academic Fantasista 2022】今年度は22名の研究者が知の最前線を伝えます
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