2021年9月中旬より、北海道道東沿岸では海の色が変色する「赤潮」が各所で観測されました。この赤潮が影響したとみられる秋サケやウニの大量斃死が相次ぎ、漁業への被害が甚大になっています。北海道大学水産学部附属練習船うしお丸は、2021年10月5日から10月13日に実施した第499次航海において、この漁業被害が甚大になっている道東沖赤潮の横断観測にはじめて成功しました。今後、取得したデータの詳細な解析を進め、赤潮の実態解明、将来予測につなげていくことが期待されています。
詳しい内容及び研究担当者へのお問い合わせは下記のPDFをご覧ください。
※10月18日(月) 北海道大学トップページにプレスリリースが掲載されたため、同内容に差し替えを行いました。
うしお丸 道東沖赤潮の横断観測にはじめて成功(10/18差替)
※12月7日(火)更新
いいね!Hokudaiのクローズアップに本件に関連した記事が2件掲載されております。
わかりやすく解説されておりますのでぜひご覧ください。
#163 うしお丸による道東沖赤潮の横断観測に成功(飯田 高大 助教)
#168 道東沖の赤潮の原因となったプランクトン カレニア・セリフォルミスとは(山口 篤准教授)