水産食品科学分野(講座)
魚介類や海藻などの水産生物は人類にとって重要な食料資源であり、その健康機能が世界的に注目されている。本分野(講座)は、水産生物の持続的な高度利用に資する最新の食品科学分野の教育・研究を担っている。最近の主な研究活動は次のとおり:天然物由来の抗菌物質の利用、有害微生物の制御、水産食品アレルゲンの探索、水産発酵食品における微生物機能、水産生物のタンパク質架橋酵素の性質、水産筋肉タンパク質の食品機能特性、鮮度保持技術の開発。学生諸君は研究活動をとおして、食品生化学、食品衛生学、食品機能科学、食品保蔵学などの各分野における最新の知見を学ぶことができる。
担当教員
※五十音順
- 食中毒菌の分離
- 水産物から有用成分を分離する連続蒸留装置