北海道大学 大学院水産科学研究院 大学院水産科学院 水産学部

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おしょろ丸カレー 販売情報

 

函館市の老舗洋食店「五島軒」との共同開発により、おしょろ丸カレーが誕生しました。おしょろ丸が採水した海洋大循環の深層水が使用されています。

 

チラシは下記のリンクからご覧ください。(PDFファイルが開きます)

・水産学部作成はこちら

・五島軒作成はこちら

 

価格:400円(税抜)

※この商品の売上の一部は,北海道大学水産学部の支援のため使われます。

 

販売場所(令和2年7月1日現在)
※今後追加予定です。決まり次第、随時お知らせいたします。
<函館市>
・北海道大学生協 水産店
・五島軒本店
・五島軒直営ショップ
・五島軒テナントショップ(イオン湯の川店・イオン上磯店)
・セイコーマート 函館港町店
・セイコーマート 函館松風店

・スーパーアークス港町店
<松前町>
・セイコーマート くどう店
<札幌市>
・北海道大学 エルムの森ショップ
・北海道大学生協 中央店
・セイコーマート 北海道大学店
・セイコーマート 南9条店
・ローソン 北海道大学病院店

<道南地域>

・道南ラルズ

<北海道>

・イオン北海道

<首都圏>

・シェルガーデン
<大阪府>
・北海道大学関西エルム会 北大会館(大阪府)
<オンラインショップ>
・五島軒オンラインショップ https://gotoken-shop.jp/

・北海道・函館 五島軒 楽天市場店 https://item.rakuten.co.jp/gotoken1879/ojyoromaru/

スーパーアークス港町店

おしょろ丸カレーの紹介記事が函館新聞に掲載されました!

 

(函館新聞社の許諾を得て掲載)

 

おしょろ丸カレーの紹介記事が令和元年11月15日(金)の函館新聞に掲載されました。

おしょろ丸カレーの販売開始に関するプレスリリースを行いました


令和元年11月1日付で、報道機関向けにプレスリリースを行いました。取材のお申し込みは、上記文書内の連絡先までお願いいたします。

おしょろ丸カレーに使用している海洋深層水について

 

成分的(味の違いが分かるほど)には、津軽海峡を流れるような普通のキレイな海水と変わらないと思います。
(海水には、精製塩にある塩化ナトリウム以外に、塩化マグネシウム(にがり成分)もあるので、五島軒のほうで、海水を入れすぎず、ちょうどいい塩梅にしていると思います)

北大西洋の北極に近いところにて、1000年以上も前に深層へ沈み込んだ水が、南極海に達して、それが、太平洋の底を這って北上してきた水。そんな、ダイナミックな地球の味を感じることができます。世界で一番古い海水。成分的には、海の植物が必要とする栄養成分が最も多く溜まっています(※)。北太平洋の亜寒帯で、この深層水が沸き上がることで豊富な生物生産性が維持されています。海洋生態系を支える深層水の力強さを感じることができます。このような海のことを感じながら、カレーを味わっていただけたら、と思います。

※ 例えば、北太平洋深層水には、栄養成分のケイ酸が高濃度にあり160 µmol/Lに達します。ケイ酸が豊富だから、北太平洋では植物プランクトンの珪藻がよく育つのです。いっぽう、河川水や湧き水には、山の岩石から溶け出したケイ酸が300 µmol/Lくらいは含まれます。深層水とはいえ、味を変えるほどに濃度が高いわけではありません。

ご購入いただいた方に、海洋学や地球環境に興味をもってもらうよう、海の情報を提供したいと考えています。
https://www.youtube.com/channel/UCWo8IebtPw4Kibut-9Rga7w/videos
北海道大学が提供する動画サイトから、おしょろ丸で深層水を採取する様子を紹介できるように準備しているところです。

海洋深層水 採水の様子(写真)

 

 

北西太平洋亜寒帯の外洋観測定点KNOT(N44,E155)において海洋観測機器を5000mまで降下させて採水しました。

北大西洋で沈み込み、南極海を廻って、海洋大循環の終着点、北太平洋に至った深層水です。北大西洋で沈み込んでからおよそ2000年の時を経ています。