地域創生演習第5回目、6回目を実施しました(CREEN人材育成カリキュラム)

  • ホーム
  •  > ニュース
  •  > 地域創生演習第5回目、6回目を実施しました(CREEN人材育成カリキュラム)

9月10日に地域創生演習第5回、第6回目を実施しました。

北海道大学函館キャンパス第4講義室を会場に、小樽商科大学の現役の学生であり、株式会社e-Combu代表でもある大砂百恵氏が講師を務め、第5回「なぜ在学中に起業したのか?取組みの紹介と課題~ナチュラルに起業する~」をリアルタイムオンライン方式で実施しました。設立した会社e-Combuの取り組みについての説明、起業の経緯、起業のために取り組んだことや楽しいことについて、講師は車内からオンラインにつないで熱の入ったレクチャーを行っていただきました。起業のための情報収集、売上やコスト、相談者や協力者など実践的な部分にも質疑応答が活発に行われたほか、実業と学業のバランス、講師のマインドセットをうかがう質問もあり、受講生が起業や起業家精神に強く喚起される実施回になりました。

続いて第6回目は技術士事務所アクアテラス 代表 吉野博之氏を講師に「産学官連携コーディネーターとは」を対面講義として実施しました。函館の産・学・官とはそれぞれ何かからひも解いて産学官連携について講義をはじめていただきました。官の地方公設試験場が「基礎研究の学」「事業化の産」の翻訳者・橋渡し役(産学官連携コーディネーター)を担うことによって、異なる組織文化や価値観、取り組み速度の違い、利益や知財、人材や専門知識、予算の不足といった課題を乗り越えていくこと、また産学官連携コーディネーターの具体的役割が講師の実践経験(事例紹介)も交えながら説明され、最後に講師の考える産学官連携の成功要因も示されました。産学官連携コーディネーターを志す受講生が増えることが期待されます。

関連記事:

地域創生演習第1回目を実施しました(CREEN人材育成カリキュラム) – 地域水産業共創センター

地域創生演習第4回目を実施しました(CREEN人材育成カリキュラム) – 地域水産業共創センター

ニュース一覧に戻る