
島根大学 次世代たたら協創センターを視察しました
「産学官連携事業企画・運営の支援」にかかる先進地視察として、3月5日(水)に島根大学 次世代たたら協創センターを訪問しました。この施設は、2018年に島根県が申請した内閣府「地方大学・地域産業創生交付金事業」として採択された「先端金属素材グローバル拠点の創出」プロジェクトをきっかけに設立され、県内の特殊鋼金属企業と大学が共同で研究開発をする場として運営されています。
この施設のもう一つの柱として、研究開発を通して若者に魅力ある就学・就業の場を作り、人材育成・地域創成を推進することが掲げられており、島根大学のみならず地域の学生に対する人材育成にも力を入れ、企業へのインターンシップの推進や海外の大学との連携・留学制度の推進などグローバルな人材の育成を図っています。分野は異なるものの、地域の人材を大学のみならず企業や団体と連携しながら育成していく仕組みは、北海道大学地域水産業共創センターの取り組みにおいても学ぶべき事として、様々な意見交換を行うことができました。
今後も地域や分野を超えて、様々な大学との連携を図りながら、地域の「共創」の推進を図っていきたいと考えます。
写真撮影:北海道大学地域水産業共創センター