イトウの海面養殖に向けた八雲町との共同研究を支援しました

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北海道大学大学院水産科学研究院 平松尚志准教授らのグループが、2020年から八雲町熊石海洋深層水総合交流施設(水槽センター)で、海水を入れた水槽でイトウを育ててきました。平松准教授はこれまでの研究で、淡水魚であるイトウの海水適応力が高いことを確認しました。「研究シーズの把握・発信」の一環として本学地域水産業共創センターが支援をし、2月4日(火)イトウの海面養殖に向けた共同研究を八雲町との間で合意しました。

当日は研究目的で育ててきたイトウの試食会を開催しました。岩村克詔八雲町長もイトウの刺身や燻製を試食し、「脂っぽくなく、非常にうまい。ゆくゆくは熊石地区の新たな産業に育って欲しい」とコメントしていました。
今年5月に採卵し本格的な海面養殖試験に入ります。 

報道機関で紹介されました。
・北海道新聞(函館版、渡島檜山版) 2025年2月6日掲載 イトウ海面養殖へ研究 八雲町と北大水産学部が5月から 実現すれば世界初

写真撮影:北海道大学地域水産業共創センター

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