【開催レポート①】令和5年度 学生団体 ISARIBI with 活動報告会~函館をもっと良いまちに!プロジェクト~(2023年11月24日)

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2023年11月24日(金)18:00~20:05に旧函館区公会堂にて開催した「令和5年度 学生団体 ISARIBI with 活動報告会~函館をもっと良いまちに!プロジェクト~」。

このイベントを一緒に企画・運営してきたメンバーの開催レポートを、今後、複数回に分けて更新していきます。どうぞお楽しみ!

今日は、株式会社たがやすの出村沙代さんの開催レポートです。

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「令和5年度 学生団体 ISARIBI with 活動報告会~函館をもっと良いまちに!プロジェクト~」開催しました!100名を超える世代/所属/多様なみなさんと函館のワクワクする未来について対話しました。

函館に住む様々な大学・高専の学生さんが、実際に未利用魚を使った商品開発や、函館の魅力を再発見する謎解きツアーの発表では函館の大人たちを巻き込み、繋げ、そのプロセスで学生さん自身も函館の見え方が変わったり、自己変容していったことが伝わり、素晴らしい活動報告会でした。
それらの活動を支えてきた、若手企業家のいとのこさん、北大水産業共創センター、函館に住む地域の大人たちの存在。そして、シンポジウム当日には、全国からグラフィックファシリテーション担当として駆けつけてくださったメンバー(函館の学生グラフィッカーのお2人も一緒に切磋琢磨しました)が、共創したからこその、熱量の高い、これからの函館に期待したくなる時間となりました。

大泉市長も、帰り道に「この会、すごくいいね!ワクワクするね!」(受け取りての解釈が入った言葉ですのでご容赦ください)と言ってくださりました!

<あとがき…>
無事に開催した今、参加者や企画運営メンバーにとって当たり前になっているかもしれないので、あえて、「チャレンジングな 場だった。」ということを残しておこうと思います。
今回、限られた2時間の枠の中に、「函館のワクワクする未来について語る」約30分間の参加型対話の時間を設けました。「たった30分で何が話せるのか」「10代から70代までいる多様な場で対話は成り立つのか」「100人を超えるシンポジウムで対話は可能なのか」など、不安や賛成ではない声もありました。
2時間という限られた時間で、市長や内閣府、大学総長、学部長、函館商工会議所の方などの来賓のみなさんがわざわざ時間をつくっておこしくださるイベントなので、従来なら1人15分話していただいて、そこに学生の活動報告が30分、オープニングクロージングで終わる一方向が、よくある従来のプログラムだと思います。
そんな中で、学生から一方的に伝えて終わるのではなく、函館の未来を若者に任せる空気になるのでもなく、学生も地域の人々も一緒に函館の未来をつくっていくのだ、という場になることが本質を大切にすることだと考えました。
終わった後に30分経っても多くの人が帰らずに立ち話を続けていたり、グラフィックの前で次の展開についての作戦会議が始まっていたのは、学生さんの素晴らしい活動報告がなければ実現しなかったし、7月頃から何度も話し合いを重ねてきた北大地域水産業共創センター/一般社団法人いとのこの下沢さん、菊地さん/たがやすチーム。そして、スペシャルパートナーとして、当日一緒に対話し応援してくださった大泉市長やみなさんの存在、そして、当日あの場をぐっとホールドしてくださったグラフィックチームメンバーの存在があったからだと感じ、心から感謝しています。
重要文化財である函館旧公会堂区で開かれたのも、いつもとは違う特別な空気を生んでいた気がします。ご参加くださったみなさま、関係者のみなさま、SNSを通じて応援してくださったり、関心をよせてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

株式会社たがやす:鈴木 耕平 (全体進行)、栗原 縁(全体統括)、出村 沙代(プロセスデザイン/GF)
ビジュアルプラクティショナー:反中 ひろの、齊藤 愛、山内 健、髙橋 明美、原 純哉、山越 香恋、森山 光南、佐藤 ことほ

・株式会社たがやすホームページ https://tgys.co.jp/

株式会社たがやす 出村 沙代

写真提供:株式会社たがやす
グラフィック提供:株式会社たがやす

 

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