記念事業概要

おしょろ丸就航100周年記念事業の実施について

1.趣旨

 明治40(1909)年2月に,初代練習船「忍路丸(おしよろ丸)」が三重県大湊町市川造船所において建造された。
 以来,現在のW世まで幾多の荒海越える航海を経て,平成21(2009)年は,初代建造の年からかぞえて100周年という大きな節目の年を迎えることとなる。
 これを記念し,各種の記念事業の実施を通してその歴史や先人の苦労を振り返るともに,来るべき「おしょろ丸X世」の新造に向け意を新たにし,水産学部附属練習船「おしょろ丸」の存在意義を確かなものとする。

2.「おしょろ丸」の歩み等

明治42(1909)年2月 初代練習船「忍路丸(おしよろ丸)」建造(三重県大湊町 市川造船所)
大正15(1926)年8月 初代 終航(総航程:50,000余海里,乗船学生:200有余名)
昭和2(1927)年5月 「おしょろ丸II世」建造(三重県鳥羽町 (株)神戸製鋼所鳥羽工場)
昭和4(1929)年9月 初代練習船を少年団日本聯盟海洋部練習船「義勇和爾丸」として払い下げ
昭和17(1942)年7月 II世 帆装と撤去して汽船に改装(函館市 函館ドック)
昭和27(1952)年9月 II世 船体延長工事及び主機関換装工事を施工(横浜市日本鋼管(株)浅野船渠)
昭和37(1962)年8月 II世 終航(総航程:300,000余海里,乗船学生:1,616名)
昭和37(1962)年9月 「おしょろ丸III世」建造(大阪市 (株)藤永田造船所)
昭和39(1964)年7月 II世 太平洋深海工業所属の海洋掘削船「第一深海号」として生まれ変わる
昭和58(1983)年9月 III世 終航(総航程:518,000余海里,乗船学生:3,150名)
昭和58(1983)年12月 III世 売払い契約によりスクラップ(解体)処分決定
昭和58(1983)年12月 「おしょろ丸IV世」建造(岡山県玉野市 三井造船(株)玉野事業所)

3.記念事業

■1.記念行事

(1) 記念式典・記念講演会・記念展示・祝賀会
   【日時】 平成21年8月15日(土)
   【場所】 ◎記念式典   13:30〜 北海道大学水産学部講堂
◎記念講演会 14:10〜 北海道大学水産学部講堂
◎記念展示   10:00〜16:00 水産学部キャンパス内各所
◎祝賀会    17:00〜 函館国際ホテル
   【内容】 歴代船長の講話や100年の回顧などを含む記念式典および記念講演会を挙行するとともに,市内ホテルにてOBや関係者等による祝賀会を開催する。

(2) おしょろ丸船内一般公開
   【日時】 平成21年8月16日(日) 10:00〜13:00
   【場所】 函館港中央埠頭 おしょろ丸船内
   【内容】 市民などを対象とした「おしょろ丸」船内の一般公開を実施する。
※一般公開終了後、おしょろ丸は北方領土墓参協力のための航海に出航(15:00)します。

(3) おしょろ丸写真コンテスト
   【日時】 平成21年6月22日(月)〜7月17日(金)
   【場所】 北海道大学水産学部創基100周年記念展示室(山崎ギャラリー)
※北海道大学水産学部図書館1階
   【内容】 函館市民、水産学部OB・OGおよび職員より「おしょろ丸」の写真を公募(締切済)し展示する。各写真を審査の上、優秀作品を選定し、記念式典において表彰する。また、記念誌・記念グッズなどへも活用する。

※なお、記念式典・一般公開等は、函館開港150周年とも重なり、8月8日〜16日に「函館開港150周年記念イベント:DREAMBOX150」が開催されるので、その時期に合わせて開催する。

(4) 写真パネル展[2]
   【日時】 平成21年9月〜12月
   【場所】 ◎9/1〜9/30    函館市臨海研究所
◎10/2〜10/19  函館市中央図書館
◎10/21〜11/13  函館市地域交流まちづくりセンター
◎11/24〜12/3  函館市役所ロビー
   【内容】 既存の写真パネル、写真コンテスト優秀作品及び保存資料などを用いたパネル展示を、市内各所にて巡回展形式により行う。

(終了) 写真パネル展[1]
   【日時】 平成21年3月〜4月
   【場所】 北海道大学水産学部創基100周年記念展示室(山崎ギャラリー)
※北海道大学水産学部図書館1階
   【内容】 キックオフ・イベントとして,「北海道大学総合博物館水産科学館50周年記念パネル展」で展示した「おしょろ丸」の往時の写真パネルなどを活用したパネル展示を行う。

■2.記念誌等の発行

(1) 記念誌「おしょろ丸100年の航跡(仮称)」の発行
   【時期】 平成21年9月末予定
   【内容】 おしょろ丸100年の歴史を編纂した記念誌を刊行する。

(2) おしょろ丸関連資料の保存事業
   【内容】 往時の8mmフィルム・VHSテープや写真資料等をDVDなどへデジタル・データに変換して保存するとともに、学部内各所に分散保管されている資料等の収集・保存事業を行う。

(3) 記念おしょろ丸カレンダーの発行
   【内容】 写真コンテストの優秀作品や過去の写真などを厳選して2010年版のカレンダーを作成する。

(4) 記念おしょろ丸グッズの制作
   【内容】 Tシャツ、ストラップ、マグカップ、エコ・マイ箸、エコ・バッグ(予定)などの記念グッズを制作する。

4.記念事業実行委員会

委員長 原 彰彦(学部長)
副委員長 高木 省吾(おしょろ丸船長)、小谷 正雄(事務長)
事務局長 齊藤 誠一(練習船運営委員会委員長)
事務局次長 中塚 英俊(事務長補佐)

1.記念行事推進委員会
委員長 木村 暢夫
委員 高津 哲也、今村 央、清水 晋、安井 肇、
亀井 佳彦(おしょろ丸)

2.記念誌等制作委員会
委員長 齊藤 誠一
委員 山口 秀一、山口 篤、向井 徹、藤森 康澄、大西 広二、
坂岡 桂一郎
学外委員 増田おしょろ丸元船長、安間おしょろ丸元船長、鵜沼ワカ