平成19年6月23日(土)
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          平成19年8月4日(土)

(株)エスイーシー本社ビル7階会議室
 私たち日本人は、動物性タンパク質の4割を魚介類から摂取している世界有数の魚食民族です。では、魚介類などの水産物やその加工品について、私たちはどのくらい知っているでしょうか。 水産物や加工品はどのように生産され、どのような流通経路をとおって食卓にのぼるのか。水産加工品を作るときにできる廃棄物は環境へどのような影響をあたえるのか。また、魚介類の病気は私たちにうつるのか。水産物の安全性は、私たちの食卓に直接影響をあたえる身近な問題です。外国産や養殖の魚介類が普通に食卓にならぶ現在、安全な水産物を安心して食べるためにはどうすればよいのか、きちんと知っておくことが大切ではないでしょうか。
 今年の水産学部公開講座では、水産物の衛生管理やノロウイルス等の病原体対策から、加工や保存技術、水産廃棄物の処理方法や有効利用まで、最新の技術がどのように水産物の安全性や環境に係わっているのか、第一線の研究者や企業現場の人たちに講義と解説をして頂きます。 この講座をとおして、安全で安心な水産食品の生産と利用について、市民の皆さんと共に議論を深め、関連する問題の解決に至る道を探ることができれば幸いです。
北海道大学水産学部       
公開講座委員会委員長 阿部周一


開講日及び講義内容
日  程 講 義 題 目 講  師
第1回 6月23日(土) 北海道の水産、安全への挑戦
 −生産から加工までの課題とこれからの対応−

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(株)キュー・アンド・シー
おくの かずひろ
代表取締役 奥野 和弘
第2回 6月30日(土) 水産物の安全管理
 −秋サケとホタテ・カキを例に−

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北海道大学大学院水産科学研究院
海洋生物工学分野
よしみず まもる
教 授 吉水
第3回 7月 7日(土) 水産食品の保蔵技術の発展
 −食文化とのかかわり−

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北海道大学大学院水産科学研究院
生物資源利用学分野
かわい ゆうじ
教 授 川合 祐史
第4回 7月14日(土) 食品安全のこれから
 −「いただきます」を忘れずに−

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北海道大学大学院水産科学研究院
安全管理生命科学分野
いっしき けんじ
教 授 一色 賢司
第5回 7月21日(土) 携帯電話でつながる産地と食卓
 −ユビキタス技術と食の安全・安心の最前線−

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公立はこだて未来大学
みかみ さだよし
教 授 三上 貞芳
第6回 7月28日(土) 水産廃棄物からの有用酵素の製造
 −ホタテガイ中腸腺から
      バイオマス転換酵素を抽出する−

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北海道大学大学院水産科学研究院
海洋生物工学分野
おじま たかお
教 授 尾島 孝男
第7回 8月4日(土) 安全な水産生物資源を育てる環境づくり
 −きれいな水環境をつくる科学−

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北海道大学大学院水産科学研究院
安全管理生命科学分野
せき ひでし
准教授 秀司