【東日本大震災への本学の対応について】

水産科学研究院 概要

 水産科学研究院には,前述の設置の理念に基づき,水圏環境における法則性の解明とそれと調和した持続的水産資源生産を図る「海洋生物資源科学部門」と海洋生物の特異な生命機能の解明とその統御による一層の利用展開を図る「海洋応用生命科学部門」の二つの研究部門を置く。

 前者は,海洋,湖沼,河川等,水圏の豊かな生物生産を保証する多様性に富む水圏資源環境の保全と,人類存続のための資源利用と産業振興の相反する命題の調和と両立を図るために高度で複合的な研究を行う教員組織とする。そのために研究部門内に,「海洋生物学」,「資源生物学」,「海洋環境科学」,「資源計測学」,「海洋産業科学」の5つの基幹分野を編成する。
 後者は,水圏・海洋に生息する生物の獲得した特異な生命機能を解明することにより,生命の起源・進化・調節・連続を深く理解し,それらを資源として増殖させ,より多面的・効率的に利用する方策を研究する教員組織とする。そのために研究部門内に,「増殖生物学」,「育種生物学」,「海洋生物工学」,「生物資源化学」,「生物資源利用学」の5つの基幹分野を編成する。
 新規の研究ニーズに機動的に対応するため,時限的に設置する「資源保全管理戦略」分野と「安全管理生命科学」分野を立ち上げ,基幹分野との関係性から,前者を「海洋生物資源科学部門」に,後者を「海洋応用生命科学部門」に置く。いずれの部門においても,研究院設置後も分野編成はなるべく弾力化し,新たな課題に対し研究資源を時限的機動的に向けうる体制とする。

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