海洋生物資源科学部門・専攻

海洋・水圏における生物資源とその生産環境を保全することと、水産資源を持続的に生産し人間生活のために利活用することの調和と両立を図ることを目的として、本部門はフィールドサイエンスとインダストリアルサイエンスの両面から高度で複合的な研究を展開しています。この課題に取り組むためには、海洋・水圏の環境と生物資源を総合的にマクロの視座で捉えるとともに、環境と資源の保全・適正管理について多元的視点で捉えることが求められます。本部門には研究分野として、水圏の生物を生物学と水産資源の側面で捉える「海洋生物学」と「資源生物学」、資源と環境を環境科学と計測科学の側面で捉える「海洋環境科学」と「海洋計測学」、および水産資源の生産から消費のプロセスを工学、産業、経済・政策の観点で捉える「水産工学」と「海洋共生学」の6分野が設置されています。また、本部門は大学院教育組織としての「専攻」のもとに、各研究分野に対応する6講座で編成され、博士前期(修士)及び博士後期課程の大学院生に国際水準の大学院教育と研究指導を行っています。このような教育研究体制によって、本部門は海洋生物資源科学の基礎と応用の両面において卓越した研究能力と高度な専門知識・技術を備える人材を養成します。

分野(講座)紹介
■太平洋上で撮影された逃避行動と見られるイカが滑空する様子(2011年7月撮影)
(東京の東方約600km おしょろ丸 船上)
(撮影者:村松康太
[本学 大学院水産科学院 修士課程2013年3月修了])
■北海道江差沿岸4月 褐藻スギモクの成熟藻体(右♂左♀)