桜井 泰憲教授が環境大臣表彰を受賞

  平成24年度環境保全功労者(環境大臣表彰)として,海洋生物資源科学部門 資源生物学分野 桜井 泰憲教授が選ばれました。

主な功績は次のとおりです。

【功績】

 2004年に知床世界自然遺産候補地科学委員会委員に就任し(同委員会は2005年に知床世界自然遺産地域科学委員会に名称変更)、同海域ワーキンググループ座長を務め、遺産登録案件を審査するIUCNからの海の保全に関する指摘への対応に当たり、科学的な見地からの助言を提供。同助言は知床の世界遺産登録の実現への大きな貢献となった。その後、漁業者をはじめとする関係者間の合意を得た知床世界自然遺産地域多利用型統合的海域管理計画の策定に中心的に関与。知床の海域管理のあり方は漁業者による自主的管理のモデルとして広く世界に紹介されることとなった。
2005年から中央環境審議会臨時委員に就任。自然環境部会・野生生物部会を担当し、自然公園法の改正や生物多様性国家戦略の改定作業に貢献。また、海洋生物多様性保全戦略の策定や重要海域の抽出に、検討委員として関与。漁業と海洋生態学をつなぐ視点から貴重な示唆を与え続けている。