2006年2月18日、バンコク(タイ)にある東南アジア漁業開発センター (SEAFDEC) 本部事務局において、北海道大学大学院水産科学研究院とSEAFDECとの学術交流協定の調印式が行われました(写真)。SEAFDECは1967年に東南アジアの水産業の開発のために設立され、現在ブルネイ、カンボジア、ラオス、インドネシア、日本、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムが参加する水産関係では世界最大とも言われる国際機関です。本部事務局のほか、訓練部局(タイ)、海面漁業研究部局(シンガポール)、養殖部局(フィリピン)、海面漁業資源開発管理部局(マレーシア)を持ち、地域における水産業の発展のため、漁業機械技術の開発や漁場調査と資源量推定、漁獲後の諸技術開発や養殖技術開発などを積極的におこなっています。今後、東南アジア地域における持続可能な水産業の発展をめざして、北大大学院水産科学研究院とSEAFDECとは、積極的に研究・教育および技術交流をおこなってゆくことになります。
 今回の学術交流協定の締結は、日本と同じ魚食文化を持つ東南アジアの国々との水産科学に関する学術交流ネットワーク形成をめざす本COEにとっても、大きな意味を持つものです。本COEでは、水産科学研究院とSEAFDECとの交流に積極的に参加し、人材交流や共同研究などによって、東南アジア地域における安全・安心・高機能な水産食品の生産に貢献したいと考えています。そのことが、東南アジア諸国から多くの水産食品を輸入する日本の食の安全・安心の保障につながるからです。
(文責 都木靖彰)
【学術交流協定調印式
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